舞浜アンフィシアターは、GRANRODEOのカウントダウンライブ以来ですが、音響がいい上に、半円の構造なのでどこからでも舞台が近く見えるので、期待していきましたが、このホールでのイベントはどんどん増やして欲しいと思えるチョイスでした。
今回はド正面に位置。PAの真後ろでもあったのでオケ出しのタイミグや、ライブビューイングで出ている映像、タイムカウントなど、全部見える配置でちょっとお得感w
ロフトプラスワンの池P四十九日から直行したので、最初のリフレクティアの、ラスサビで「リフレクティアー!」って叫ぶところから入りました。盛り上がってんなー。
円形の舞台の上辺あたりにバンド用の楽器が配置され、その後ろに大きなひな壇、その上にミニシアターのような大きなモニターに映像が出る仕掛け。
席に着いたところで彩陽にバトンタッチでまさかのアブラムシwwwww 乃絵の専用映像まで用意するガチっぷりに、このライブイベントの本気度を感じたw 彩陽も乃絵として歌っているようでノリノリです。
結城アイラ。「セカイノナミダ」も懐かしかったなぁ。
曲を終えるとMCに入って、次の歌い手さんを招いてバトンタッチという構成は、イベントを通してあって、リレー風な雰囲気を出すのも、「ジョイント」イベントらしい流れで良かったです。
恋旅~True Tours Nantoからも3曲。こちらは富山県南砺市で、専用アプリでQRコード読み取ると見られるという、町興し仕様のアニメーションとのこと。アプリを使うのに、現地まで足を運ばなければならないという、便利なものを不便に使う仕掛けがおもしろいな。
しっとり風味の2曲とポップな1曲でした。
<true tears>
●eufonius
01 リフレクティア(OP)
●高垣彩陽
02 アブラムシの唄(IN)
●結城アイラ
03 セカイノナミダ(ED)
●eufonius
04 プリズム・サイン(IM)
05 そのままの僕で(IN)
<恋旅~True Tours Nanto>
●eufonius
06 sympathetic world(耀司と千晶編 TM)
07 君の引力(晴喜と葵編 TM)
08 Paslaptis(匠と夏子編 TM)
次いで、花咲くいろはパート。監督のメッセージ入り映像から始まり、高まる空気感がなんともいえず。
トップを張るのは当然、nano.RIPE。生演奏を初めて聴きましたが、こらすごい。演奏も歌も力強く、一気にギアが切り替わった会場は、ぼんぼり祭りカラーか、オレンジに染まってガンガンに。OP映像を背景に、ハナノイロとはなんと贅沢か。続いてパトリシアを入れてくるあたりも、ファン心理をくすぐってくれますね。
会場のリウムは、作品の色分けとしては、true tearsが青、花いろがオレンジ、TARI TARIがグリーンという感じかな。
nano.RIPEからスフィアへ。実は生スフィアは初めてなんですが、あいなまさんは確かにデカかった…。Hazyしっとり。
ED担当したクラムボンの登場。ベースの人が登場から、ひとりグッときていて驚きましたが、その理由は後で判りすぎましたw
「はなさくいろは」は、ピアノソロがどこか懐かしさを覚えて、ラスサビ手前でタメる静寂がまたいいのですよ。
その後のMCでは、ベースのミトさんが、いかに自分がアニメ好き(P.A.WORKS作品は関わる以前か好き)であることを語る時間だったと思いますwww
ドラムの伊藤さんも同じくガチな方らしくで、二人して富山に聖地巡礼した上、P.A.WORKS本社前で撮影してたとか。うわぁ、なんだかすごい親近感わいちゃったぞ。
true tearsで、誰派かと観客からツッコまれて、回答する潔さにも参った。
ミトさん「ぶっちゃけますよ…?比呂美派です。」
伊藤さん「えっ、オレも同じなんだよねwwww」
ミトさん「いやいや、比呂美はオレの嫁ですからwww」
オーラスの挨拶でも、私は皆さんの席にいておかしくないのに、こんなステージにいられて嬉しいです。とくるwww イベント終わって音速でフォローしたわ、くそう。
再び、演奏は入れ替わりまして、nano.RIPE最速曲!と宣言しての面影ワープ。これも生演奏で聴くと、勢いがすごいのなんの。緒花のダッシュシーンと相まって、気持ちがいい。
そして夢路キマシトゥー! 今日一番聞きたかった曲。きみコさん、ところどころでマイクを外して(それもラスサビ入りみたいな“ここぞ”というポイントで)、観客と一緒に歌うように向けてくれるのも嬉しかった。
最後の影踏みなど、イントロのフレーズが全部それ。みんなで歌い終えたところにドラムが入ってくるときの気持ちよさといったらもう。上演中の劇場版の映像を、惜しみなく出してくるあたりも(ラストシーンまで入っとったw)、ファンを楽しませるのに出し惜しみしないP.A.WORKSの心意気を感じます。
<花咲くいろは>
●nano.RIPE
09 ハナノイロ(OP1)
10 パトリシア(IM)
●スフィア
11 Hazy(ED1)
●クラムボン
12 はなさくいろは(ED2)
●nano.RIPE
13 面影ワープ(OP1)
14 夢路(8、最終話ED)
15 影踏み(花咲くいろは HOME SWEET HOME TM)
TARI TARIパートはAiRIから。場数を踏んでるゆえの抜群の安定感で盛り上げてくれます。続く瀬戸麻沙美さんは、緊張ゆえにテンションが上がりすぎておもしろかったw
goin' my way!!は、放映ではフルで流れず、やっとフルコーラスを披露できて良かったとのこと。
早見沙織さんを招き入れて、「この二人の曲といえば――」
わかってる!P.A.WORKSさん、わかってるよ! 二人で立ったコンクールの映像がそのままに心の旋律2人バージョン。ニクイ演出をしてくれるなぁ。
さらに彩陽、花江夏樹さんを招きいれるも、大智役の島﨑信長さんは、バトミントンの試合があって来られない(他の仕事とブッキング)という設定にw
そこで瀬戸麻沙美、早見沙織、高垣彩陽3人による罵り。
「「くずー!!」」
会場から「ありがとうございます!」の声が上がりまくるw
悪ノリする彩陽が「みんなモジモジするといいよ?」煽ると、
「モジモジしてきもいねー」
会場、Wooooo!!いただきました。なんなんだ、このイベントはw いや、素晴らしいご褒美なのですが。
ガンバライジャーもノリノリで楽しかったけど、旅立ちの唄で、エア大智で歌声が入るパートがくると、ざわwwwwwざわwwwwwwする会場の空気もいいw
続いては、幕張総合高校合唱団(40人くらい?)が登場しての、合唱版リフレクティア。会場の音響が良かっただけに、素晴らしいハーモニーが響き渡りました。スタンディングオベーションすげえw
さらに、白浜高校の4人が加わって心の旋律。わざわざマイクを置いて一緒に合唱するあたり、やはり演出が際立っているなぁ。合唱団ががっちり支えるので、本物の合唱コンクールのようでした。
正統派の合唱の後には、radiant melodyで祭り。本編映像がフルコーラス仕様で再編されて、ステージの上は、リアル白浜高校の文化祭でした。いやはやどんだけ全力なのよ、このイベントは。
ちなみに終演後、会場の外で、幕張総合高校の皆さんが帰りで出口前を通ると、大喝采w 中にはハイタッチをするシーンまであって和んだw 幕張総合高校の皆さん呼ぶために、舞浜アンフィシアターになったのかな?と思ったりも。
<TARI TARI>
●AiRI
16 Deramer(OP)
●瀬戸麻沙美
17 goin' my way!!(IN)
●瀬戸麻沙美、早見沙織
18 心の旋律(2話 ED Ver.)(IN)
●西之端ヒーローショウテンジャー withoutしらすホワイト
19 熱闘ヒーローガンバライジャー
●瀬戸麻沙美、早見沙織、高垣彩陽、花江夏樹 with エア島﨑信長
20 旅立ちの唄(IM)
●幕張総合高校合唱団
21 リフレクティア(合唱版)(IN)
●白浜坂高校合唱部 4人&幕張総合高校合唱団
22 心の旋律(合唱ver.)(IN)
●白浜坂高校合唱部 4人&幕張総合高校合唱団
23 radiant melody(IN)
ここでインストパート。ストリングス四重奏による、P.A.WORKS組曲。true tears~花咲くいろは~TARI TARIのOP、ED、メイン曲が映像と共に流れていきます。ここでも、メロディは一度も切れることがなく、P.A.WORKSによる繋がりを意識させらてジンときた。
映像は、それぞれの作品のストーリーベース。クライマックスで盛り上がるところにくるストリングスアレンジが絶品です。TARI TARIの潮風のハーモニーは、ED映像にピタリ合わせた構成で、もうニヤニヤがとまらない。
改めて今日全般の映像を見てて思うのは、P.A.WORKSの映像の美麗さです。全ての作品を通じて、引き込まれ、圧倒され、酔いしれることができる。音楽と映像の競演の素晴らしさをしみじみ感じる組曲でした。
<組曲>
●大先生室屋ストリングス
24 弦楽四重奏 true tears~花咲くいろは~TARI TARI
フィナーレは、今日登場した歌い手さんが全員登場し、一人ひとりのコメントを終えた後、このジョイントライブのために書き下ろした新曲を披露。曲調ははパトリシアに近い(もう少しロックテイストな)感じかな。nano.RIPEの演奏をベースにriya/AiRIが加わって、全員が歌うようなオーラスは、このイベントに相応しいものでした。
<フィナーレ>
●nano.RIPE/riya/AiRI 全員
25 ユートピア(ジョイントフェスTM)
照明が消えないので、アンコールが始まるのですが、登場した彩陽曰く、
「これアンコールじゃないんです。」
実はギリギリまで粘って、神頼みだったことが、叶ったと。つまり、
大智(くず)こと島﨑信長が登場。バトミントンのラケットかついでくるあたり、最後の最後までやってくれるわw 試合には勝って来たとの報告後に、潮風のハーモニー。
5人合唱のところは、自然に会場全体で歌うようになっていたのもジンときました。
近年参加したイベントでは、最高の音、演出、構成でした。P.A.WORKS最高だ。
●白浜坂高校合唱部(5人)
26 潮風のハーモニー(ED)
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