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「Take It Easy」が座右の銘な管理人の感想雑記。
Posted by - 2024.04.18,Thu
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Posted by YoGAN - 2009.07.21,Tue
 -脚本:荒川稔久 絵コンテ:高橋丈夫 演出:ところともかず 作画監督:泰野好紹-

 
 作画が…うーん。
 前話で生じたふとした亀裂はどこへやら。いつものロレンスとホロに戻っている二人です。作画のクオリティも戻ってくれればいいのですが、少しカメラを引いたら軒並み崩れているなぁ…。2話時点でこの状態はちょっと心配。
 ホロの感情の起伏が尻尾に頼り気味なのも…いや、これは…いい…。祭りに連れていって欲しくて、パタパタ揺らす姿と、ロレンスの都合がつかないあとの反応も素晴らしい。二人でいけないならいい、なんて言われたらどうしますかもう! 不意をつかれて赤面するロレンスも…くそう、やっぱりニヤニヤさせられる。
 そしてディアナ様、配役は明乃さんですか。これはいいキャスティング。元気な男の子から大人びた女性まで、引き出しが広くなっていることで。ウィスパリング気味のハスキーボイスが魅力的です。
 月を狩る熊の伝説は、いかにも伝承っぽいイラストだけで、あとは口頭で語るところに想像が掻き立てられます。部屋に散っている羽(伏線)は、少々わざとらしい気もしますがw

 
 ぬし様走る。
 マルクとその妻から、アマーティの話を聞きつけて足早に宿へ戻るロレンス。自分で推薦しつつも、こういう素直なところ(またそれを他人には見せまいとする様子)がいいんですよね。アマーティのエスコートを満喫して帰ってきたホロに、嫉妬混じりのやりとりをするあたりで、またニヤニヤ。酔っていたけど、ロレンスの本音をホロは聞き分けてそうな気も。それにしてもペタ座りいい。
 祭りで手に入れた石が商売になりそうな気配をみせつつ、翌朝の迎えでホロのいたずら。憤るものの、マルクの弟子を前に怒ることもできないロレンス萌え。その後、伝えられた話を聴いて猛ダッシュ。話の内容は次回に…というヒキも鮮やかです。
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Posted by YoGAN - 2009.07.16,Thu
 -脚本:荒川稔久 絵コンテ:高橋丈夫 演出:殿勝秀樹 作画監督:小林利充-

 
 新居昭乃さんとは素晴らしいチョイス…。
 粛々と進みながら、双曲線を描くように盛り上っていく構成が素晴らしいですね。サビ手前のステップもいいアクセントになっていますよ。二匹目の狼も出てくるようですし。
 映像的には、第一期よりキャラの捉え方がずっと広く、長くなったようですね。町が都市になり、城となる。ホロが過ごしてきた長い長い時を描き、そんな時の流れの中でも、一人一人の人間の営みがあるわけで。そんな線と点から描かれる時間の流れを背景にした、二人の舞台。
 悠久の時を生きるホロが、ロレンスとの出会ってから共に生きる様子を、四季の移ろいと共に、儚くも美しく魅せるなぁ…。いつかは訪れるだろう別れを強く意識させながら、それでも二人の絆がいつまでも続きそうなラストシーンの背反に、グッとくるわけで…。
 そして作画の崩れにも、別の涙がグっとくるわけで…(ノД`;)

 
 ああ、このニヤニヤ。
 狼の神であるホロと、一人の人間でしかないロレンスとの絶対的な壁、寿命をプロローグから突き付けてきました。ロレンスとホロはいつまで旅を続けられるのか、或いは種族を越えた絆を保てるのか。本作における最大の命題が問いかけられます。骨になったロレンスとか結構なショックだよw
 と、そこからのどかな旅路へ回帰。月日の経過などどこへやら、いつまでも続いていそうな二人の他愛もない、貴重な一時が描かれます。ホロに一矢報いようとするロレンスを、寄せては引いて手玉にとるホロの可愛さときたら。やー、もうニヤニヤがとまらない。
 
 
 千変万化。
 第1話ゆえでしょうか、ホロの表情集が惜しみなし。よそ行きの淑女然とした佇まいから、健康的な喰いっぷり呑みっぷり。幸せいっぱいの寝顔とこの世の地獄を見た目覚めw そして尻尾による送り出しまで網羅。第一期を見ていない人も、僅か3分で味わえるホロの魅力のフルコース。
 一方のロレンスは昔なじみと商談。て、力也さんですか。今季も出番多いですね。小さいながらも店を構え、弟子を取る旧友との再会は、ロレンスに未来予想図を思い起こさせてしまう。
 
 
 ふとした亀裂。
 ヨイツまで続くと思われた二人の旅が、ロレンスの不注意な一言で終わりを告げる。行商人ロレンスの本分を思い出してしまったために、ホロとの約束から生まれ、旅程の間に培われた関係の優先先順位を下げてしまう。
 ロレンスが失言するカットと、ホロが提案を受け入れるカットで、それぞれの顔を隠す構図もいいですね。どんな表情を浮かべているのか、想像が掻き立てられます。
 自分の失敗を悔やむロレンスですが、覆水盆に返らず。祭りが始まり、町が活気づく中、二人の関係は冷え込んでしまう対比が切ない…。
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