「Take It Easy」が座右の銘な管理人の感想雑記。
Posted by YoGAN - 2010.04.04,Sun
-脚本:吉野弘幸 絵コンテ:神戸守 演出:神戸守 作画監督:赤井俊文-
アイーシャ撃たれる!
先週のヒキからどう続いてくるかと思いきや、イキナリ撃たれて重症。やっと体力戻ってきたのに登場2話で散々な目にあってますなぁ。そして大佐に銃口を向けるフィリシアさん…て、ええええ( ゚Д゚ )!! 普通に反乱だ。収拾つける目算があったんでしょうか…。ノエルいびりで美味しいキャラっぷりをみせる大佐も、しかしパターン通りなマッド軍人。
その頃カナタが停戦命令を伝えるトランペットを耳にするも、遠すぎて聞こえたのはカナタだけ。停戦命令に従わず、利己的に戦線を開こうとするホプキンスを、実力行使で止めたという建前で、砦の面々は望もうとするわけですか。今まできつく当たってきたクレハがデレたときも良い表情です。そしてタケミカヅチの起動きたー。やさしげな民俗音楽の歌が、禍々しい兵器の動きとギャップがあって良いですね。「わたしのあなたたち!」のセリフと操縦席の配置から、星界シリーズが思い出されたり。
厭戦気分の高まりから、妨害に回る住民の気持ちが乗ってくるし、新しい解釈の「炎の乙女」の伝承の通りに戦いに身を投じるカナタ達がなんとも切ない。OPでなんども伝承が描かれたのは、この伏線かと小さなカタルシスが。
タケミカヅチ、キメエ!
そして硬ェ!何十発と砲弾くらってんのに(しかも近距離もある)、まるで機動力落ちない。90°のカベをウネウネ登る様や、ダッシュかます動きのキモさも格別ですね。大佐の戦車にかかと落とし食らわせた映像には、Gokuri噴いたw 戦車の砲火をモノともせずにタケミカヅチが抜けていく映像は、アニメノチカラと銘打つに相応しいクオリティですね。
砲火をかいくぐり、両軍の中央に立ったタケミカヅチから停戦ラッパを吹くが、反応しない両軍。カナタが奏でるのはアメイジング・グレイスでありました…唐突!w 正直ポカーン( ゚Д゚ )とするしかない展開で、必然性や積み重ねのない構成なのに…謎の感動がw カナタのシングルカットが空にディゾルブする演出は、まさしくソラノヲト。
そしてリオ先輩が満を持して到着。停戦条約を振りかざす先輩のなんと凛々しいことですか。第一話の冒頭で登場したおっさん達をもってくるのも巧いなぁw
エピローグ
リオ先輩が帰ってくるとはご都合主義も極まれり…思いつつも、これはこれでいいかと妙に納得出来てしまう一面もあったりで、ほのぼのした幕引きをこそ楽しもうではないかと。カナタとクレハがフィリシアさんの後ろでウズウズしているところに、伏兵ノエルがフライング。これはいいニヤニヤ展開だ。最後は本作を象徴するような、快晴の背景美術にて〆。晴々しくも穏やかな本作らしいラストカットでした。
総評
「アニメノチカラ」と銘打つオリジナル作品に挑んだその心意気や良し!背景を中心に力の入った映像、楽しませる構成、新人の発掘など、チャレンジ精神に溢れた素晴らしいアニメだったと思います。軍人とはいえ、辺境で日々を過ごす女の子達の、キラキラした日常を丁寧に大胆に描いてきましたね。特に6話の、裏表を描いた密造酒エピソードは好きでした。
ほのぼの路線のままでいくかと思いきや、ラスト2話で激動の展開。終盤の要となる「音楽」の比重を高め、イリア公女の活躍を――リオ先輩やカナタだけでなくローマ帝国に対する影響力として――よりグローバルに描いていたら、吹奏シーンはもっと大きなカタルシスを得られたかもしれません。ただ、見終えて少し時間を置いてみると、空回り感を覚えるくらいの勢いをこそ、讃えたい気持ちが出てくるものですね。
自分にとっては会心の一作!にはなり得なかったですが、熱意や情熱をビンビン感じさせてくれる意欲作でありました。スタッフの皆様、おつかれさまでした。
アイーシャ撃たれる!
先週のヒキからどう続いてくるかと思いきや、イキナリ撃たれて重症。やっと体力戻ってきたのに登場2話で散々な目にあってますなぁ。そして大佐に銃口を向けるフィリシアさん…て、ええええ( ゚Д゚ )!! 普通に反乱だ。収拾つける目算があったんでしょうか…。ノエルいびりで美味しいキャラっぷりをみせる大佐も、しかしパターン通りなマッド軍人。
その頃カナタが停戦命令を伝えるトランペットを耳にするも、遠すぎて聞こえたのはカナタだけ。停戦命令に従わず、利己的に戦線を開こうとするホプキンスを、実力行使で止めたという建前で、砦の面々は望もうとするわけですか。今まできつく当たってきたクレハがデレたときも良い表情です。そしてタケミカヅチの起動きたー。やさしげな民俗音楽の歌が、禍々しい兵器の動きとギャップがあって良いですね。「わたしのあなたたち!」のセリフと操縦席の配置から、星界シリーズが思い出されたり。
厭戦気分の高まりから、妨害に回る住民の気持ちが乗ってくるし、新しい解釈の「炎の乙女」の伝承の通りに戦いに身を投じるカナタ達がなんとも切ない。OPでなんども伝承が描かれたのは、この伏線かと小さなカタルシスが。
タケミカヅチ、キメエ!
そして硬ェ!何十発と砲弾くらってんのに(しかも近距離もある)、まるで機動力落ちない。90°のカベをウネウネ登る様や、ダッシュかます動きのキモさも格別ですね。大佐の戦車にかかと落とし食らわせた映像には、Gokuri噴いたw 戦車の砲火をモノともせずにタケミカヅチが抜けていく映像は、アニメノチカラと銘打つに相応しいクオリティですね。
砲火をかいくぐり、両軍の中央に立ったタケミカヅチから停戦ラッパを吹くが、反応しない両軍。カナタが奏でるのはアメイジング・グレイスでありました…唐突!w 正直ポカーン( ゚Д゚ )とするしかない展開で、必然性や積み重ねのない構成なのに…謎の感動がw カナタのシングルカットが空にディゾルブする演出は、まさしくソラノヲト。
そしてリオ先輩が満を持して到着。停戦条約を振りかざす先輩のなんと凛々しいことですか。第一話の冒頭で登場したおっさん達をもってくるのも巧いなぁw
エピローグ
リオ先輩が帰ってくるとはご都合主義も極まれり…思いつつも、これはこれでいいかと妙に納得出来てしまう一面もあったりで、ほのぼのした幕引きをこそ楽しもうではないかと。カナタとクレハがフィリシアさんの後ろでウズウズしているところに、伏兵ノエルがフライング。これはいいニヤニヤ展開だ。最後は本作を象徴するような、快晴の背景美術にて〆。晴々しくも穏やかな本作らしいラストカットでした。
総評
「アニメノチカラ」と銘打つオリジナル作品に挑んだその心意気や良し!背景を中心に力の入った映像、楽しませる構成、新人の発掘など、チャレンジ精神に溢れた素晴らしいアニメだったと思います。軍人とはいえ、辺境で日々を過ごす女の子達の、キラキラした日常を丁寧に大胆に描いてきましたね。特に6話の、裏表を描いた密造酒エピソードは好きでした。
ほのぼの路線のままでいくかと思いきや、ラスト2話で激動の展開。終盤の要となる「音楽」の比重を高め、イリア公女の活躍を――リオ先輩やカナタだけでなくローマ帝国に対する影響力として――よりグローバルに描いていたら、吹奏シーンはもっと大きなカタルシスを得られたかもしれません。ただ、見終えて少し時間を置いてみると、空回り感を覚えるくらいの勢いをこそ、讃えたい気持ちが出てくるものですね。
自分にとっては会心の一作!にはなり得なかったですが、熱意や情熱をビンビン感じさせてくれる意欲作でありました。スタッフの皆様、おつかれさまでした。
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