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「Take It Easy」が座右の銘な管理人の感想雑記。
Posted by - 2024.04.19,Fri
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Posted by YoGAN - 2009.07.26,Sun
 -脚本:長津晴子 絵コンテ:サトウシンジ 演出:田中基樹 作画監督:田中基樹-

 
 籠城戦熱し。
 冒頭からアヴァロン城が煙を上げる光景燃え。アロウンとアルサルの衝撃のヒキから、一気にグローバルな展開です。族長と一の戦士を欠き、巫女の支えが最後の砦…なんですけど、シリアスに努めても、どこか抜ける後藤ボイスのゆるさ。そしてゲール族の名も無き戦士が…これはいいヒゲ。こんなレギュラーいたっけ?と誤解するほど異様な渋さです。モブキャラまで気異様に合い入る作画の頑張りようは何事ですか。
 そして、混乱状態のアルサルは、一人森を彷徨い、自分の冒した罪に悩まされる。このときのフラフラした動きも、妙にキレが。

 
 パトリオット・ラスティ
 スィールとの連携シーン、いいですね。足下のアップから縦にパンする演出のスピード感といい、苦しい戦局で放たれる砲撃カウンターの一撃といい、燃える。ラスティが着地カットがまた殺陣のように決まるのですよ。今までずっと忘れられていたスィールへにスポットが当たるのも嬉しいことです。一瞬のカットだけど、魅せられる。
 ゲキ熱の攻防戦の裏では、アルサルとオガムが対面。かつての自分を静かに語り始めるオガムは、アルサルに伝えたいことがあるようですが、自分で手一杯な状況では気付くはずもなく。アロウンの不在が、人間関係を加速させてきますね。戦う目的、誓約を拠り所とするアルサルの在り方に、一石が投じられる。

 
 モーちゃん、ボンクラーズ入りおめw
 「よし、4日だな!それなら待てるぞ。」
 「アヴァロン城へ行くぞー!…嘘だ行っかねーよっ! ―中略― 限界だー!!」
 モーちゃん、スタッフに愛されすぎだろ…。作画も活き活きしとれば、中原さんもノリノリだ。一人舞台でハッスルしてても、もっさもっさメシ喰って全く動じない部下達もいい。なんで北斗の拳の悪人顔なんだ。本話はモブキャラが妙に個性的だなぁ。で、結局オクタヴィアと先行するんですね、おいおい将よ…w

 
 「どうやら“多く”を語りすぎたようです」
 と語って“オーク”登場とくる脚本の掛詞に吹いたw OP映像もそうですけどオークの描き込みが実に丁寧で、おぞましさ抜群。日が沈むシーンの背景も綺麗だし、映像のキレが一味も二味も違います。オガムが一匹目を詠唱一つで仕留める場面も、カメラの寄りと引きで緊迫感ありまくり。水戸黄門みたいに硬い杖もワロタw
 単騎でオークの群れに挑むアルサルも、迷いを抱えながらの戦いでは剣を振り回している印象ですが、真実を見出した後は斬る動作に。動きで心の変化をみせる演出も見事。アロウンとの記憶が甦る挿入もベタながら、グッときてしまうわ。
 アルサルの回帰と共に目覚めるはオガムート。ゴーレムとか目じゃない…。オクタヴィアとモルガンの援軍も到着して、ゲームやってたときの手に汗にぎるハラハラ感が甦ります。

 
 ラスティ・ミサイル!
 スィールこえええ!即断でラスティをブン投げる感性と馬鹿力…って、こんなキャラでしたっけ?w 投げ飛ばされてから、何が起きたか判らないラスティは異様に可愛いし、結果ミサイルとしての役割を120%果たす怪力萌え。なにより「つい」の一言で済ませてしまうスィールが黒いよ!怖いよ!戦場でこの人の側にいてはいけない…!
 包囲網を突破して駆けつけた援軍に士気は高まり、盛り上がってきましたわ。
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