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「Take It Easy」が座右の銘な管理人の感想雑記。
Posted by - 2017.07.25,Tue
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Posted by YoGAN - 2011.01.06,Thu
 余すところなし!!と思わず拳を握りしめてしまう大団円でした。
 徹底的にアマルガムに叩きのめされたミスリルの生き残りによる、世界の改竄を防ぐラストミッション。物語の最後を飾るに相応しい壮大な目的ですが、ミスリルのメンバー達は、メリダ島で宗介が叫んだように「邪魔してやる!」「ナメられたままで終われるか」といった思いに突き動かされており、仲間へ誓いと自分の誇りを貫く生き様が、格好いいのですよ。(照れ隠しの要素もあるのがまたいいw)

 レギュラーメンバーも出し惜しみなく描ききった。グローバルには、アマルガムとミスリルの創立に至った経緯と現在までの過程を、ミニマムには両陣営に属する人物の背景と目的をと、二つの側面から描くことで、物語の深み・拡がりを魅せてくれます。
 米軍とアマルガムの包囲網をTDDで一点突破するテッサ、M9でラムダ・ドライバ搭載機と対戦するマオ、クルーゾーと奇跡の生還(笑)を果たしたクルツ、そして単機でメリダ島へ吶喊する宗介。これ以上ない見せ場を用意してくれるもんです。
 メリダ島で宗介がかなめにまくしたてるワルクチの数々、この掛け合いこそフルメタですよ!とテンションが上がる幕開けもたまらないし、ひとつ、またひとつと弾薬や装備が欠け、もう為す術なしか!?っていうところまで追い詰められた後、振り放つ打開の一手も爽快この上ない。
 あと一つ、気になっていたカリーニンがアマルガム側についた動機。宗介が得られたはずの平和な未来像を求めたかった、というのも狂おしい選択ですね。宗介を愛する親心ゆえに、世界を改竄し、戦士として育たない未来を得て欲しかった。だがその望みを叶えるためには、目の前にいる宗介を殺さねばならず―という矛盾を抱え続ける命題。冷静な狂気というか、純粋な歪みというか、カリーニンは最後まで孤高の存在でした。
 レナードは醜くも美しいラスボス的立ち位置にありましたが、最も人間じみた惰弱な一面を突かれる様子を描いたのは、超人・天才ではなく、一人の人間としての幕を引かせたかったのか。

 エピローグが痛快!と思える展開なのも、本作らしいですね。戦うボーイ・ミーツ・ガールという副題で幕を開けた本作は、まさしくその通りのボーイ・ミーツ・ガール作品として金字塔を打ち立てたと思います。十代の頃に一巻を読み始めて、今、この年で読み終えられたのも幸せだと感じますなぁ…。
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