「Take It Easy」が座右の銘な管理人の感想雑記。
Posted by YoGAN - 2011.03.21,Mon
http://www.macrossf.com/movie2/
地震で中断されてしまった上映をリベンジ鑑賞してきました。ボドルザー級戦艦でてきたあたりで、今度は揺れないで…と祈り、見終えた後の感慨はなんともいえない。家に帰るまでが映画鑑賞、くらいに緊張して帰宅の途につくのも、思い出深いもんですね。
シェリルとランカのライブシーンを2回見られたのは僥倖でもありますね。1回では膨大な情報量に圧倒されるばかりでしたので。
地震で中断されてしまった上映をリベンジ鑑賞してきました。ボドルザー級戦艦でてきたあたりで、今度は揺れないで…と祈り、見終えた後の感慨はなんともいえない。家に帰るまでが映画鑑賞、くらいに緊張して帰宅の途につくのも、思い出深いもんですね。
シェリルとランカのライブシーンを2回見られたのは僥倖でもありますね。1回では膨大な情報量に圧倒されるばかりでしたので。
ウェディングドレス姿のシェリルによるライブでの幕開け。キービジュアルにある、アルトが抱きしめる花嫁姿が思い出されます。冒頭から、このしてやられた感。そして曲の妖しさを、そこまでやっていいの?というくらいに引き立てる映像。ナース姿でポージングするシェリルのCMに噴いてたんですが、一連の流れでみると気にならない―というかそこ以外の映像が下ネタすぎてそれどころではない―ですね。雄蕊・雌蕊には本当に参ったw
妖しさで魅せたシェリルの対比に、かわいさ全開のランカちゃん、クマクマ。自分の魅力がどこにあるか熟知した上での、あざといまでのアピール…ですが、それでも可愛いと思えてしまう映像は圧巻。序盤から2本のライブシーンをもってくる全力全開な仕掛けは、木下藤吉のあなご握りを思いださせる攻勢。
物語後半にはキラッ☆もきますけど、慰問公演の口実と「おまえ知らないのか?」のやりとりをもってくるこだわりにニヤリw FireBonberコスも出し惜しみしないファンサービスですね。個人的に一番ガッツポーズだったのは、最終局面の直援に登場するイサムさんでしたが(マクロスF時代だと何歳なんだろう)。
ライブシーンと重ねつつのバルキリー隊出撃は、マクロスの王道。これも最後かと思いつつ、盛大な戦闘シーンはスピード・キレともに最高の描画力を注いだのが伝わってきます。ストーリーもポリティカル要素がTVシリーズより色濃く(決められた尺で収めるには力強い進行が必要なんでしょうね)、バジュラとの戦いが熾烈さを増す中、権力の奪い合いも二転三転。その中でもがき・悩みながら、光明を見出していく主人公達。
TVシリーズでは、「この後の物語はご想像にお任せします」だった恋物語・三角関係も、はっきりと思いを口に出して、またその気持ちに応え・応えない決着をみた。シェリルを選んだ展開は、個人的に好ましいものでした(幼シェリルとアルトの邂逅も実によしw)。…が、アルトが悟りを開いてしまうラストは、どうにも消化不良でうーんw バジュラのことを序盤でさんざん恨んでると話しておきながら、最終決戦では突然で緋村剣心のように不殺を決め込んでしまう。むしろバジュラのマインドコントロール?を解こうとする始末。最後にその着地点に行くのは、もちろんアリだと思うんですが、アルトがその心境に至るまでの心理描写が不足だった。…自分が読み解けていない部分もあるのかなぁ…。グレイスがラスボスにならない展開は逆によかった。シェリルをバッサリ切り捨てるTVシリーズの方が違和感あったもので。
最終決戦での空戦シーンは、最高峰のエンターテイメントとして、強烈にまぶたに焼きつく映像美ですね。このシーンだけを見て言えば、本当にすばらしい。前述の、ほぼイキかけたアルトさえなければ、すんなり感情移入して主題歌・サヨナラノツバサに気持ちよく酔いしれたことだろう。新型VF-29戦闘機の見せ場が、戦い以外の目的で駆られる(しかも最後は謎の乗り捨てw)というのは、どこか皮肉めいていた。
作品の完成度としてはきわめて高く、予想以上のエンターテイメントに大興奮。チケ代以上のものを持ち帰れたという、満足度も十分(たぶんBDも買います)。…なのですが、ブースト不発のままチェッカーを受けた新条を見るような、不完全燃焼感が一片残ってしまったのは、完結編として至極もったいない。
余談ですが、パンフレットの1/3が広告てどうなのよ。その分カットして値下げしてよと…。1コインでパンフ買えていた時代が懐かしい。
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妖しさで魅せたシェリルの対比に、かわいさ全開のランカちゃん、クマクマ。自分の魅力がどこにあるか熟知した上での、あざといまでのアピール…ですが、それでも可愛いと思えてしまう映像は圧巻。序盤から2本のライブシーンをもってくる全力全開な仕掛けは、木下藤吉のあなご握りを思いださせる攻勢。
物語後半にはキラッ☆もきますけど、慰問公演の口実と「おまえ知らないのか?」のやりとりをもってくるこだわりにニヤリw FireBonberコスも出し惜しみしないファンサービスですね。個人的に一番ガッツポーズだったのは、最終局面の直援に登場するイサムさんでしたが(マクロスF時代だと何歳なんだろう)。
ライブシーンと重ねつつのバルキリー隊出撃は、マクロスの王道。これも最後かと思いつつ、盛大な戦闘シーンはスピード・キレともに最高の描画力を注いだのが伝わってきます。ストーリーもポリティカル要素がTVシリーズより色濃く(決められた尺で収めるには力強い進行が必要なんでしょうね)、バジュラとの戦いが熾烈さを増す中、権力の奪い合いも二転三転。その中でもがき・悩みながら、光明を見出していく主人公達。
TVシリーズでは、「この後の物語はご想像にお任せします」だった恋物語・三角関係も、はっきりと思いを口に出して、またその気持ちに応え・応えない決着をみた。シェリルを選んだ展開は、個人的に好ましいものでした(幼シェリルとアルトの邂逅も実によしw)。…が、アルトが悟りを開いてしまうラストは、どうにも消化不良でうーんw バジュラのことを序盤でさんざん恨んでると話しておきながら、最終決戦では突然で緋村剣心のように不殺を決め込んでしまう。むしろバジュラのマインドコントロール?を解こうとする始末。最後にその着地点に行くのは、もちろんアリだと思うんですが、アルトがその心境に至るまでの心理描写が不足だった。…自分が読み解けていない部分もあるのかなぁ…。グレイスがラスボスにならない展開は逆によかった。シェリルをバッサリ切り捨てるTVシリーズの方が違和感あったもので。
最終決戦での空戦シーンは、最高峰のエンターテイメントとして、強烈にまぶたに焼きつく映像美ですね。このシーンだけを見て言えば、本当にすばらしい。前述の、ほぼイキかけたアルトさえなければ、すんなり感情移入して主題歌・サヨナラノツバサに気持ちよく酔いしれたことだろう。新型VF-29戦闘機の見せ場が、戦い以外の目的で駆られる(しかも最後は謎の乗り捨てw)というのは、どこか皮肉めいていた。
作品の完成度としてはきわめて高く、予想以上のエンターテイメントに大興奮。チケ代以上のものを持ち帰れたという、満足度も十分(たぶんBDも買います)。…なのですが、ブースト不発のままチェッカーを受けた新条を見るような、不完全燃焼感が一片残ってしまったのは、完結編として至極もったいない。
余談ですが、パンフレットの1/3が広告てどうなのよ。その分カットして値下げしてよと…。1コインでパンフ買えていた時代が懐かしい。
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