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「Take It Easy」が座右の銘な管理人の感想雑記。
Posted by - 2017.05.26,Fri
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Posted by YoGAN - 2012.05.03,Thu
 10K以上のチケ代を出して、地雷であろうとも思い切り踏んでやろう的な気持ちで望んだのですが、意外や意外。真っ当にもナナメにもクオリティの高い舞台でした。

 ストーリーはアスターテ会戦からアムリッツァ出陣直前まで。

 冒頭、野戦服のポンチョみたいな衣装のダンサーズがひとしきり舞った後に、ジェダイばりのフードを被った謎の宗主が登場(最初は地球教の司教かと思った)。出たと思ったらおもむろにポックリ逝かれる宗主、そして嘆き悲しみに暮れるダンサーズ。
 そこへ颯爽と登場するやっぱり謎の男が口にしたのは、「Hey Yo!友の死を悲しんでいるだけじゃなにも始まらないぜチェケラッチョ!」な…ラップ!? ノリノリのラッパーが舞台でハジケまくっている様子を眺めながら、
「…アレ? 今日は銀河英雄伝説の舞台を見に来たんだよね?」
入った劇場を間違えたかという展開に、横にいたろーさんと二人して笑いをこらえるのに必死www
 始まって早々のインパクトに「これはwwwww特大の地雷wwwww」と、違う意味でチケ代分は楽しめそうで、ろーさんと二人してニヤリ…!


 帝国編と違ってアスターテ会戦は時間を掛けてじっくり進めていました。というか親友のラップがここで退場なので、しっかり描かないと後の展開に障りがあります。
 そのせいもあってか、用兵の演出がすごく練りこまれていました。アニメ版にある戦列の進行図がうしろに映し出されたり、戦況を伝えるスクリーン演出も、細やかに投影。
 …ただ、そこに出る文字がナメック語みたいになってたのは何だったのかwww 砲撃を受けたシーンでは「EMERGENCY!」てモロ英語出てんのに、なんで他は象形文字なんすかとw

 会戦中盤、スパルタニアン出撃後の空戦演出も、なかなか巧さと笑いが同居する発想。
 緞帳がかかる位置(舞台最前面)に全面透過スクリーンが降りて、ド派手な空戦アニメーション映像を写し、その奥の舞台上では、ポプラン達が帝国軍人相手にパンチ!キック!の大立ち回りという手法。アニメ映像がかなり手が込んでいただけに、うしろで必死に殺陣をこなす役者とのギャップがツボにくるw ポプランは思いっきり回し蹴りかましてますけど、それはビームなんすねwwwと
 でも、これはこれで全然アリ。帝国編の「誰が一番かっこいいファイエルポーズを決めるか」大会に比べても、ずっと考えられていたし、演出意図が伝わってきます。

 アスターテ会戦の戦没者慰労式典では、ジェシカが観客席のド真ん中から登場するので、その瞬間、観客は式典参加者のエキストラに早変わりという仕掛け。
 イゼルローン要塞のトールハンマー演出も、透過スクリーンで発射シークエンスのアニメパート上映後に、照明を会場に照射して魅せるし(観客席を薙ぎ払う構図だったので、観客は壊滅する駐留艦隊気分を味わえたwww貴重www)、銀英伝らしさを舞台で伝えるため、いろんなアイデアが溢れていました。


 そんな演出の工夫に後押しされる役者陣の演技やアドリブも上々。配役決まった瞬間のコレジャナイ感はどこへやら、河村ヤンは富山敬のイメージを踏襲したようで、声色もかなり似ていました。その上で舞台版なりの違いも出していて(アニメ版の達観しすぎな感じがなくて)、等身大で人間味が出ていた印象ですね。

 そんなヤンとラップ、ジェシカの三角関係が、物語の端々で回想として挿入されていくので、ラップを失った後の二人の関係の変化、違えていく道筋の軌跡がくっきりと描かれていきます。
 舞台は、上下二段の舞台を、大きなスロープが2本、八の字になって繋がる形状なのですが、またこの分かたれる2本の道を、巧いこと使ってくれるんですよね。ラップとヤンがアスターテ会戦へ出撃するときの回想で、二人がそれぞれ別のスロープを進むのがせつねえ。
 ラップは序盤で戦死するので、過去の回想としての出番と、ヤンの内包するイメージとして出る幻像の2パターンで登場するんですが(「シュート!」の久保先輩に近い扱いかな)、前者は普通に会話し、後者はセリフのないのも住み分けがよく出ていたなぁ。


 憂国騎士団がMELL様in BUDOKANのダンサーばりに変な踊りしてるのもヤバイwwwこれはリアルに変態w 河村ヤンが「最近は…ああいう踊りが流行っているのか…?」なんて言うもんだから余計にwwwwくっそwwww
 他にも西岡さんもアドリブでやらかしてくれました。
 シトレー「君(ヤン)は…30才だったかな」
 ヤン「29才です!」
 シトレー「42のような(河村の実年齢)顔つきだが…」


 そんなシトレー元帥は、軍事面でのヤンの相方として、堂々たる存在感を出していました。機能しない政治に忸怩たる思いを抱えつつ軍のトップとして踏みとどまらねばならない。そのためにヤンに無理難題を与えねばならない自分の立場の欺瞞も抱えている。師匠と弟子のような関係性が色濃く、その思いを共有している様子が絶妙でした。

 プライベートでは、ラップ、ジェシカを交えた三角関係がひとつの区切りを迎え、アムリッツァの大軍事侵攻前には、反戦派の政治家と救国の英雄として明確な一線が引かれてしまう。軍の内部では、主戦派と慎重派で割れ…と、二重に三重に板ばさみになるヤンの葛藤を描ききったところで幕。
 最後は出演者全員による主題歌の合唱で謎の感動www

 帝国編の相対として、同盟編も内乱までやるかと思ったんですが、意外なところで終わりましたね。これは続きが見たいなぁ。


 余談ですが個人的にコレは見たい!と願っていた、ウィンザー夫人の「まあ綺麗ごとを…オホホホ」や、フォーク准将の「高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に(ry」が、期待通りにあったのも、スタッフさん達、よくわかってる!
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