初NHKホールで参加してきました。紅白のイメージからもっと広い会場と思っていましたが、予想よりもずっと小さくまとまった会場で驚きました。天上が高く、空間的な拡がりがあって音響はよさそうでしたが、キャパは以外とないもんなんですね。今回は1FのR列の前側でステージの高さもそうなかったせいか、演奏時に視線が合う?くらいのかつてない絶好の位置取りでした。ヤッホウ。
第一部は5年の節目にちなみ、「初めて」をテーマに5年間の活動を振り返るトーク形式。初ライブが実は追加公演だったり、飯塚さんの誕生祝いにおけるサプライズのトラブル、今年の武道館公演など、映像をまじえつつ振り返る話は、初ライブから参加してきた身として、感慨深いものですね。もう5年も経ったのかとしみじみ思います。
第二部は事前の人気投票から上位10曲を演奏するライブ。ザ・ベストテン風の曲紹介で一曲ずつ表示されるたびに、会場から歓声が上がるのですが、これが妙に楽しかったなぁw そして上位10曲ともなれば、当然バラード曲などあるはずもなく、進めば進むほど高まるテンションと熱さがたまらなかったです。
10位 delight song
09位 Snow Pallet
08位 Darlin'
07位 tRANCE
06位 Infinite Love
05位 慟哭の雨
04位 modern strange cowboy
03位 カナリヤ
02位 Once&forever
01位 Go For It!
●Encore
チキン・ヒーロー
ROSE HIP-BULLET
ランキング発表で間をとっていましたけど、こんなセットリストマジ死ぬわ!!w
delight songとSnow Palletという、主にライブの佳境で歌われる曲が、2つ続けての幕開けもおもしろかったですw なんか始まった瞬間から、ライブの終盤な空気デシタヨ?しかしそれ以後はもうノンストップ。ひたすら頭と腕を振る快楽の地獄。自分達の少し前の席にロングヘアーの女性グループがおられましたが、鏡獅子のような見事なヘドバンがイカしてました。デタラメな残像がなかったのは残念ですが、Once&Foreverが2位に来たときは、外人四コマばりに喜びましたね。演奏時の会場のUO率がハンパなくて噴いたw みな待望の一曲だったんですね。Go For It!では2階席に振られたとき、関係者席にいたヒゲの人が両腕で×してましたねw 帰りがけに友人と話していましたが、10周年イベントのときは殿堂入りにしていいんじゃないかと思います。
アンコールではニューシングルから2曲。ROSE HIP-BULLETでは、ファンの声かけもあってか、赤リウムが燦々と輝き(自分らも用意していきました)、NHKホールが薔薇色に染まったー。
万事解決…
してなかった!鍵は美風さんと一緒に写っていた文明の方だったんすね。世界を救うために送りだしたエージェントによって世界が滅びるという、ターミネーターの逆方式。 同一人物が同じ時間に存在する矛盾は、どう解決するかと思っていたら、それが鍵ときましたか。このパラドックスをずっとスルーしてきた今までの運びも巧みです。そして理事長も健在 。未来における理事長の存在が、世界救済の成否を捉える視点として、うまく作用していますね。
重大な問題は残されるものの、解決法を見出して文明母と邂逅するわけですが、喧嘩別れなのが切ない。マヤは冒頭の穏やかな表情や、送別会でのデレなど、最後まで新たな魅力を振りまいてくれます。
当然の鉢合わせフラグ
追い払ったつもりが、しっかりバッティングする子文明と文明でありました。別れの言葉が喉まで出かかって、こらえるマヤのいじらしさが、一瞬にして恐怖に切り替わる瞬間のカタルシス。来ると分かっていて、それでも引き込まれる演出は上手いなぁ。現れた侵略者の存在は謎のままですが、そこに踏み込まない物語構成のバランスもいい。わからないことこそが、一番怖いわけで。
主題歌キマシタワー!
無能だった文明が最大にして最後の見せ場を!恐怖の大王降臨に続く、この盛り上がりときたらどうですか。マヤの目の前で、世界を救うために限界を越える文明かっけえええ!これはシビれる。
消えた文明と救われた世界、残った文明とマヤ。大きな入道雲が季節感を醸し出す中、手を取り合った二人は…と寂しくも温かい二人の結末。別れと出会いが重なる、やるせなさとやさしがの相反する感覚が、たまらないなぁ…。
未来の改変が…。
地下の扉を開けた先には、変わらない平和な世界。そして出てきたはずの扉はもうそこにはなく…。理事長との電話から察するに、マヤと文明は結婚したのかな。文明によって世界の危機は回避されたけど、滅び掛けた未来から現れた文明は、どこに消えてしまったのか。平和な未来が出来たことによって、文明は過去に現れなくなるわけで、それならば侵略者を誰が追い返すのか。…そもそも文明が二人いなければ彼らは出現しない…?という様々なパラドックスが思い浮かぶのですが、この時間軸ではひとつの結末が訪れたってことで。カレーの前に箸で はなくスプーンが置かれていたのは、成長の証なのか。姉さん女房のマヤがどうやって矯正したかも、期になるところw
総評
ホンッッットに少なくなったアニメオリジナル作品として、大いに楽しませてもらいました。キャラソンに代表される1999年の懐かしさには、いろいろと込み上げてくるものがありますし、オカルト要素のスリルと胡散臭さも実にらしくてよかったです。そんな設定において、怒り、笑い、泣くキャラクター達の豊かな個性、そしてエロス。終盤の超展開に驚かされもしたし、クライマックスの盛り上がりも素晴らしかった。いささか荒っぽいところもありましたが、それは力業でねじ伏せるか、あるいは見ないフリを決め込む潔さもよしw
先の話が判らない、オリジナル作品の醍醐味は美味であり珍味でもありました。制作に携わったキャスト・スタッフの皆様に百万の感謝を。そしてこういうオリジナル作品がもっともっと増えることを願って。
2ndキマシタワー!
よくもこんだけシチュエーションあったところを探してくるもんだし、そうでないところは力業でもっていってしまう勢いがスゴイ。比較版だと、よりはっきり判りますが1:30からの構成には腹がよじれそうになりましたw 女性ばかり集めているせいか、アーカードがほとんどいないところも笑えてしまいます。ムギ:インテグラの配役にも、喝采。
曲数も今まで参加さいたライブで間違いなく最高。そして珠玉の曲や演出にもシビれるばかりでした。
第一部は歌い手さんの持ち歌をそれぞれ披露していく通常のライブですが、お初の歌手さんが多かったですし、鉄板曲・新曲を大いに堪能。曲によっては(全体の4割くらいはそうだったかな)ステージ後ろのスクリーンにアニメーションが流れる演出がありまして、天使ちゃん背景にMy Soul, Your Beats!を聴けるとは思いもしなかったです。天使といえば、ELISAマジ天使。
待望のORIGAも、切望していたinner universeとriseの2曲がきたときは、泣きそうになりました。しかもriseは普通のOP映像ではなく、電脳化した眼で見るような神演出…。
アニソングランプリ優勝者達の晴々しい舞台も楽しい限りです。HIMEKAの歌唱力は凄かったなぁ。
第二部のカバーコーナーは、「持ち歌は歌わない」ということしか判らないので、誰が・何の曲でくるかの期待感が、曲紹介の度にあって、ワクワクでした。
終わってみれば圧倒的に懐かしい曲が多くて(ガンダム曲多かったなぁw)オッサンホイホイにもほどがあります。GRANRODEOがまさかの「めぐりあい」で外人4コマみたいに狂喜してしまったんだぜ…。
kalafina×ELISAによる、「ゆずれない願い」はパート分けもしっかり決めたハーモニーが素晴らしかったし、「あんなに一緒だったのに」はまさかの梶浦先生による特別アレンジバージョンとか。
他にもCHA-LA HEAD-CHA-LAでは〆にギニュー特戦隊のポーズを決めたり、星間飛行では振り付けが完コピだったり、エンタメ精神に富んだパフォーマンスも素晴らしい限りです。Don't say "lazy"で、最後に転んでいましたけど、あれも澪の学園祭ライブを模したものだったのか、それとも事故だったのか…。
来年は、後ろから本人登場みたいなサプライズがあってもいいのかな。持ち歌よりもカバーコーナーを充実させてくれたら嬉しいところです。
映像挿入も神懸かりっぱなしで、God knows...でのハルヒ学園祭ライブをガッツリ魅せてくれましたし、ORIGA × Liaによるsakuraでは、ラスサビ直前でホランドやレントンのセリフが入るという演出までktkr!
休憩時には「そんなサイリュウムで大丈夫か?」と旬なネタあり、日本語でたどたどしいHimekaが「カミマミタ~♪」なんて沸かせたり、とにかく楽しませようという意志が、そこかしこから伝わってきます。
長い!疲れた!と思わずにいられない公演でしたが(地方組はラストのMay'nまでいられなかった人もいたようで…運営面でそれだけは残念)、それを遥かに上回る感動が、そこにはありました。出演者、スタッフの皆様に百万の感謝を。
セットリスト
<第一部>
●SCANDAL
01.瞬間センチメンタル (鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST ED)
02.少女S (BLEACH OP)
03.KOSHI-TANTAN (ルー=ガルー 忌避すべき狼 IN)
●AKINO from bless4
04.創聖のアクエリオン (創聖のアクエリオン OP)
05.Go Tight! (創聖のアクエリオン OP)
●Lia
06.My Soul, Your Beats! (Angel Beats! OP)
07.鳥の詩 (Air OP)
●喜多修平
08.Breakin’through (PERSONA-trinity soul- OP)
●黒崎真音
09.Magic∞world (とある魔術の禁書目録II ED)
●LISP
10.あなたにVacuum! ~ちょいかため~
11.恋する乙女のカタルシス
(這いよる!ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ クラフト先生OP)
●玉置成実
12.Believe (機動戦士ガンダムSEED OP)
13.Reason (機動戦士ガンダムSEED DESTINY ED)
●ELISA
14.SPECIAL ONE (OVA とある科学の超電磁砲 ED)
15.Real Force (とある科学の超電磁砲 ED)
●佐咲紗花
16.fly away t.p.s (T.P.さくら ~タイムパラディンさくら~ OP)
17.Real Star☆ (らっきー☆れーさー ED)
●GRANRODEO
18.甘い痛みは幻想の果てに
19.アウトサイダー (キューティーハニー THE LIVE IN)
20.ROSE HIP-BULLET (咎狗の血 OP)
●彩菜
21.Last Regrets (Kanon OP)
●下川みくに
22.南風 (フルメタル・パニック! TSR OP)
23.君がいるから (FAIRY TAIL ED)
●HIMEKA
24.明日へのキズナ (戦場のヴァルキュリア OP)
●Kalafina
25.oblivious (空の境界 第一章 俯瞰風景 ED)
26.輝く空の静寂には (黒執事II IN)
27.光の旋律 (ソ・ラ・ノ・ヲ・ト OP)
●ORIGA
28.inner universe (攻殻機動隊SAC OP)
29.rise (攻殻機動隊SAC 2nd GIG OP)
●中川翔子
30.空色デイズ (天元突破グレンラガン OP)
31.RAY OF LIGHT (鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHIMIST ED)
32.涙の種、笑顔の花 (劇場版 天元突破グレンラガン【螺巌篇】OP)
33.フライングヒューマノイド (世紀末オカルト学院 OP)
●KOTOKO
34.SCREW (ASSAULT GIRLS OP)
35.Suppuration-core- (神無月の巫女 IN)
36.Loop-the-Loop (もっとToLOVEる-とらぶる- OP)
37.Re-sublimity (神無月の巫女 OP)
<ファンセレクションコーナー>
●KOTOKO
38.ハヤテのごとく! (ハヤテのごとく! OP)
39.being (灼眼のシャナ OP)
<第二部>
●AKINO from bless4 × 玉置成実
40.CAT’S EYE (キャッツ・アイ OP)
●AKINO from bless4
41.CHA-LA HEAD-CHA-LA (ドラゴンボールZ OP)
●May'n × ORIGA
42.THE REAL FOLK BLUES (COWBOY BEBOP ED)
●May'n
43.Beautiful world (ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 主題歌)
44.Lost my music (涼宮ハルヒの憂鬱 IN)
●GRANRODEO
45.めぐりあい (機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙 主題歌)
●LISP
46.ラムのラブソング (うる星やつら OP)
●中川翔子
47.Give a reason (スレイヤーズNEXT OP)
48.星間飛行 (マクロスFrontier IN)
●下川みくに × HIMEKA
49.輪舞~revolution~ (少女革命ウテナ OP)
●HIMEKA
50.God knows... (涼宮ハルヒの憂鬱 IN)
●Kalafina × ELISA
51.ゆずれない願い (魔法騎士レイアース OP)
●Kalafina
52.あんなに一緒だったのに (機動戦士ガンダムSEED ED)
●黒崎真音
53.翼はPleasure Line (クロノクルセイド OP)
●下川みくに
54.水の星へ愛をこめて (機動戦士Zガンダム OP)
●喜多修平
55.アニメじゃない~夢を忘れた古い地球人よ~
(機動戦士ガンダムZZ OP)
●喜多修平 × 佐咲紗花 × 河野万里奈
56.ハローダーウィン!~好奇心オンデマンド~
(ケロロ軍曹 OP)
●佐咲紗花
57.IN MY DREAM (ブレンパワード OP)
●玉置成実
58.残酷な天使のテーゼ (新世紀エヴァンゲリオン OP)
<アコースティックコーナー>
●ELISA
59. 愛・おぼえていますか
(超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 主題歌)
●Lia
60.ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~
(機動戦士ガンダムF91 主題歌)
●ORIGA × Lia
61.sakura (交響詩篇エウレカセブン OP)
●SCANDAL
62.ルージュの伝言 (魔女の宅急便 OP)
●SCANDAL × 中川翔子
63.Don't say "lazy" (けいおん! ED)
<第三部>
●May'n
64.Ready Go! (オオカミさんと七人の仲間たち OP)
65.キミシニタモウコトナカレ (シャングリ●ラ OP)
66.ダイアモンド クレバス (マクロスFrontier ED)
67.シンジテミル (インシテミル 主題歌)
68.ユズレナイ想ヒ (戦国BASARA弐 IN)
69.射手座☆午後九時 Don’t be late (マクロスFrontier IN)
●全員
70.キューティーハニー (キューティーハニー OP)
オープニングアニメーションを、「曲・映像・構成」の3部門から点数付け&批評する企画で、2010年下半期が対象。もう12回目(6年目)になるんだなぁ…。
そして今回は挿入歌・曲特集も予定しています。各レビュアーに声をかけて、忙しない日々がまた始まるんだなぁ…。
前巻で災禍の鎧に寄生されてしまったハルユキの断罪・七王会議で幕を開ける第六巻。刊行ペースが速いので6冊目なんて感覚は薄いですが。あとがきでも触れているように、今巻で作品の世界観を一気に拡げてきました。
七王の登場とその統括するエリア及びアクセルワールド全体のパワーバランスが明らかになっていく、空間的な拡がり。第一期ネガネビュラスのメンバーが復帰する(ニコといい幼女好きだなぁ…大変可愛くてよろしいのですが)時間的な繋がり。縦にも横にも一気に、それこそアクセル全開で展開されていく速度そのものが快感です。しかしエレメンツという四人組の呼称をみると、どうしてもゼノギアスの4人が思い出されてしまうw
スカイ・レイカーさんの二つ名の由来とか、レパさんとのライバル関係とか、新しい線が見えてくるのも楽しいし、先輩とフウコさんによるハルユキさん争奪戦も微笑ましい限りです。
会議に登場しなかった白の王の、その色による特異性も気になるところですが、四神攻略戦というゲキアツなバトルの果てが、これ以上ないところで幕切れとなるヒキも、もどかしい。ああくそうw
こうなると浄化だけでは終わらない、というかそれ以上に帝城の内部が謎めいてきますね。定冠詞がついた七の神器ってのも出てきましたが、災禍の鎧もその一つになるのかな?
イカときたら、誰かコレやってくれんじゃね?と思っていた組み合わせが早くもきt――って、再現率パネエエエ。
タイトルロゴからして気合い入りまくりな上、ビィにイカ帽子合わせるところまで細かいなぁ。銀の種族のノドスにも噴いたし、銅の種族のキモさもしっかり伝わってきてますよw これは実に素晴らしい。
↓オリジナル
バトルー
白VS黒の突然且つ盛大な魔法合戦スタートです。この手のタイマンだと黒が攻撃で圧倒し、白がギリギリでディフェンスというのは定番なんすね。物語が1999年という設定だけに、敢えてこんなコテコテの構図をとったんでしょうかw そして悲嘆に暮れていたクラスメイト他の元へ、マヤさん颯爽と登場――かと思ったら、三角帽子の人達引き連れてきたー。ドタバタ劇がいい感じにまとまってきましたよ。そしてこずえの生足が絶妙にエロし。
ババアァァァァ((((;゜Д゜)))
怖い!4WD駆動が怖いよ! 自動車に追いついてくる速度とJK達を圧倒するパワー…今まで世話になっていたバーサン達が、よもやこんなモンスターだったと思うと鳥肌がゾゾゾと。教頭VS美風さんのバトルは心理戦にもつれ込み、やはりというか文明ネタで隙を突かれた白の敗北。魔力量からして黒が圧倒的でしたけど、決着の付き方までベタといいますか、予定調和といいますかw しかし正体バレするまでギャグ専任だった画伯が、最後でとても大人らしい色気を(首筋のライン眼福です)醸し出しますね。美風が燃やした学長の日記も、妄想ポエムのダミー…(ノД`;) 教頭のポエムは、叶わぬ思いと共に灰へ…。バカだった内容とのギャップが余計泣かせるのですよ。
そしてこずえ、影響される素質は最高だなw
「ぬるいな…」
文明、セリフを放つ様はカッコイイんだけど、内容はドMを公言するというwwwエロエロ美風さんまでドン引きする変態っぷりや天晴れ。美風さん自身がノストラダムスの鍵だったオチは、展開が早すぎて追いつけなかったですが(そもそもどういう背景の人かが判らなくて…これは次回?)、文明とマヤの合唱は熱かった。
終わってない…!?
過去を改編しても現在は変わらないパラドックスなのか、それともまだ未解決なのか。美風さんが鍵だったというのはミスリード? 残り一話をもっていかな終演を迎えるか、期待は最高潮に。
最近の邦ドラマは「これやったらおもしろくね?」のアイデア一発上げるだけか、とにかくキャラを押っ立てて最後まで力業で引っ張るかの二極化が進んでいると感じているのですが、この医龍はどうなのかといえば、バリバリの後者。手術を始めれば常に最悪の事態が発生し、これ以上いったら切れちゃう!という限界をブッチして高めるテンション。主役朝田の天才的な技術をこれでもか!と見せ付けて、奇跡の成功を常に成し遂げた後は、おめでとうの拍手が鳴りやまない病院中を凱旋しまくる異世界(というか内科医の藤吉がなぜウィニングランの一翼を担うw)。
毎度毎度あきねーなこのパターンはwwwと、それでも笑い飛ばせるのは、ベタはやっぱりベタと開き直って、徹底した作りゆえでしょうか。そのベタの極地ともいうべき存在が、岸部野口なわけで、「バラクのチームで…」の展開には鼻からBOSS噴くかと思ったw 原作でも圧倒的な存在感を放つ野口ですが、ドラマの岸部野口は、それともまた違った味が楽しめます。さらにそこへ遠藤憲一という珍キャストまで来たとなれば、脚本の面白さや演出の醍醐味なんてものは、もうどうでもいいもので(というか1の頃から変わりない)、キャラ立ちだけで充分楽しめる作品です。
通常ツアーにあったLOVE A RIDDLEが差し替えだったのは残念ですが、Leaf ticket&allegrettoという禁断の蜆先生メドレーで盛大に噴かされましたw 同じ空の下で、Wing my Wayの選曲も感動です。
KOTOKOライブはしばらく足が遠のいてしまい、かれこれ数年ぶりになるのですが、MCでのカミカミ具合は相変わらずで(以前ほどグダグダ感がなくなったのは場慣れしたのでしょうが、寂しくもありますw)、ああ、変わっていないな、と一安心。
逆に歌の方は、旧曲が多かっただけに、十年を経たKOTOKO嬢の完成度の高さ、歌の存在感に圧倒されるばかりでした。すごい貫禄でてきたなぁ…。
01 碧羅の天へ誘えど(BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT TM)
02 デジタルスネイル(碧羅の天へ誘えど c/w)
03 蒼-iconoclast(BLAZBLUE TM)
04 flow -水の生まれた場所-(水素~1/2の奇蹟~ OP)
05 Imaginary affair(こなたより かなたまで OP)
06 unsymmetry(ぎりギリLOVE ED)
07 Leaf ticket(パルフェ~chocolat second brew~ OP)
08 allegretto ~そらときみ~(この青空に約束を- OP)
09 Restoration ~沈黙の空~(BALDR SKY TM1)
10 Face of Fact(BALDR FORCE バルドフォース OP)
11 agony(神無月の巫女 ED)
12 β-粘土の惑星(硝子の靡風収録)
13 jihad(BALDR SKY TM2)
14 Collective(Collective収録)
15 Re-sublimity(神無月の巫女 OP)
16 Shooting Star(おねがい☆ティーチャー OP)
17 Loop-the-Loop(もっと To LOVEる-とらぶる- OP)
18 覚えてていいよ(覚えてていいよ)
19 同じ空の下で(家族計画 OP)
●Encore
20 ↑青春ロケット↑(すぺーす☆とらぶる TM)
21 bumpy-Jumpy!(ナツユメナギサ TM)
22 Wing my Way(ファーランドシンフォニー OP)
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